「正露丸」でおなじみの大幸薬品。
昨今の日本の生活状況の変化で、「クレベリン」という空間除菌製品が大ヒット!
しかし何とこれが大幸薬品の株価を下落させた理由の可能性が出てきた。。。
目次
株価が下落した理由1:クレベリンの需要を見込みすぎた可能性
大幸薬品はクレベリンのさらなる需要を見込み、新工場を設立。
これによりクレベリンの生産の力も大幅に増加。
しかし!
状況はそんなに甘くなかった。
他社から似たような除菌製品が次々と発表され、購入者が分散。
さらには、ワクチン接種が進み、人々の危機意識が少しずつ遠のいていっている状況。
これには大幸薬品も慌てたに違いない。
これが一つの理由の可能性あり。
株価が下落した理由2:業績悪化による希望退職者の募集
クレベリンの販売不振から、5月31日に希望退職者の募集を発表。
これは株主を不安にさせる大きな一因の可能性あり。
株価が下落した理由3:消費者庁による広告取りやめの措置命令
大幸薬品のクレベリンについて消費者庁は「空間に浮遊するウイルスや菌を除去」に関する広告表示の取りやめを命じる措置命令を出した。
こうしたことが商品の返品を増やす結果となった可能性がある。
大幸薬品の株価の今後は?
今後の状況がどうなるかの予想を大きく外してしまった大幸薬品の経営陣。
時に経営陣の刷新は希望退職者の募集よりも大きな意味を持つことがある。
だから、今後の重大な局面での大幸薬品の決定に注目したい。
まとめ:需要がまだ見込めると思い、希望退職者の募集を募集し、消費者庁による広告取りやめの措置命令・・・これらが大幸薬品の株価を変化させたのかもしれない。。。