エンゼルスの監督ジョー・マドン(Joe Maddon)は解任された。
今シーズンは地区首位争いで12連敗中だったのが大きくひびいて解任となる。
しかしジョー・マドンは今でも名将、名監督と呼べる。
彼の野球の監督やコーチとしての歴史を少しかいま見てみよう!
エンゼルスの監督就任前に働いていたチームとは?
1995年~2005年
カルフォルニア・エンゼルス
アナハイム・エンゼルス
ロサンゼルス・エンゼルス
2006年~2014年
タンパベイ・デビルレイズ
タンパベイ・レイズ
2015年~2019年
シカゴ・カブス
2020年~2022年
ロサンゼルス・エンゼルス
以上の経歴を見ると、ジョー・マドン監督は優れた名将として評価されていたと言える。
ジョーマドンが名将として指揮していた過去の具体的な成果は?
2002年、エンゼルスのコーチとしてワールドシリーズ制覇にかかわった。
2008年、タンパベイ・レイズの監督としてチームを率いて地区優勝。
同年、快進撃が続き、アメリカンリーグの優勝も決め、さらにワールドシリーズに進出した。
惜しくも敗れるが、同年、はじめてアメリカンリーグ最優秀監督に選ばれた。
2011年、2度目のアメリカンリーグ最優秀監督に選出された。
2015年、カブスをナショナルリーグチャンピオンシップシリーズまで進出させたことが評価され、
ナショナルリーグ最優秀監督賞を獲得。
2016年、またもやカブスの監督としてナショナルリーグ優勝、そしてワールドシリーズ制覇を経験した。
2017年には、監督明利に尽きる通算1000勝を経験。(大リーグで史上63人目。)
エンゼルスの監督解任で大谷の今後はどうなる?
ジョー・マドン監督は大谷のよき理解者でもあった。
なにしろ、大谷に二刀流、つまり投打同時出場をさせたし、登板前後の休養日を撤廃することもした。
大谷選手を投手として9勝させ、打者として46本塁打を打たせた名監督は、本当に大谷の良き理解者だっただけに、
今後代理監督を務めるフィル・ネビン三塁コーチとの関係に注目が集まるであろう。
新監督(代理監督)のフィル・ネビンって誰?
フィル・ネビン新監督のコーチ歴を見ると、少し安心する。
2017年
サンフランシスコ・ジャイアンツ
2018年~2021年
ニューヨーク・ヤンキース
2022年~
ロサンゼルス・エンゼルス
コーチになる前は12年ほどMLBで活躍し、通算208本もの本塁打を打った実力者でもある。
今後のエンゼルスの試合展開に期待したい。