普通の旅客機とはまるで違う日本の政府専用機の驚くべき事実とは?

政府専用機の謎
  • URLをコピーしました!

日本の政府専用機に関してなぞは多い。

気になるのはその中身だ。

目次

日本の政府専用機の機種は?

現在の機種は、ボーイング777-300ER。

最大航続距離は14,594 kmであるため、航続距離を念頭に置いて選ばれたと考えていいだろう。

世界でもトップレベルに強力なターボファンエンジンGE90-115Bエンジンを搭載している。

かつての政府専用機のエンジンは4つあったが、今は双発機を使用している。

しかしながら、このボーイング777-300ERは主要都市を直行で運航可能なことで非常に高い信頼性と安全性を示し、数多くの受注を得た機種である。

それで、政府はこの機種を指定したと思われる。

キャビンアテンダント(CA)はどこの航空会社の人たち?

どの航空会社の社員でもない。

空中輸送員となる自衛官たちがCAの仕事を担う。

おもてなしは一般の航空会社に負けるかもしれないが、本来の機内にいる重要人物(首相など)を守るという点においてはだれにも負けない。

機内には最大25名ほどの要員がおり、彼らにより守られることになる。

接客訓練や一部の整備はすべて自衛隊の仕事?

実は、こうした航空会社ならではの接客や整備の一部は民間の航空会社に任せている。

担うのは、日本航空だ。

(飲食物やエンターテイメント関連は、ANAが担う予定。)

さすがにこうした面は、その道のプロが助けを差し伸べているということだ。

首相の飛行機による外遊1回のおおよその燃料費は?

かつての安倍首相の外遊費用(飛行機の運航経費、訪問先宿泊費、車両借り上げ費など)は1回当たりの平均額は・・・・

およそ2億2千万円であった。

しかしその中の運航経費について具体的にはわからない。

政府専用機だからといって燃費が良くなるわけではないので、大方の旅客機と同じ燃料費と考えてよいだろう。

普通は誰が乗るの?

政府関係者だけと思うだろうが、そうではない。

  • 首相
  • ファーストレディー
  • 政府関係者(官房副長官、参事官、秘書官など)
  • 警護SP
  • 自衛官 (パイロット、特別航空輸送隊員、CAなど)
  • 同行する記者たち

などなど。

ただし、首相の外遊だけに政府専用機が使われるだけではない。

さらにどんな時に政府専用機は使われるのか?

政府専用機はかつて国際緊急援助隊救助チームが政府専用機によって派遣された。

また、海外でテロ事件が発生した際には、邦人を輸送するために政府専用機が用いられた。

さらに天皇陛下や皇后様がご利用されることもある。

どんな部屋、装備、備品があるのか?

危機管理のため多くは語られていないが、以下の部屋や設備等があるようだ。

総理室 (机、椅子、ベッド、シャワー完備)

官房副長官室

政府高官クラス

会議室

政府関係者クラス

記者クラス (記者会見の場ともなる。)

空飛ぶ官邸となるわけだから、電話やFAX、コピー機、インターネット環境は完ぺきな状態となっている。

記者たちは航空運賃を支払うの?

当然だ。

何しろ政府関連で飛ぶ事柄すべては税金から出ているという事実。。。

だから、動向を知るために首相を追う記者たちはタダではないのだ。

しっかりと費用が請求される。

JAL、ANA、では航空自衛隊の略称は?

JASDFである。

提供される毛布やスリッパにもJASDFの文字が刺繍されているのだ。

エアフォースワンということは、エアフォースツーも存在するのか?

実は存在するというか、エアフォースワンが飛べば、時差でエアフォースツーも飛ぶことになる。

万が一の期待のトラブルに備えて予備機も飛ぶというのがその理由。

おおよそ1時間差で飛ぶという。

座席の広さはどのくらいか?

民間の旅行会社は、多くの旅行客をエコノミー席に乗せて飛行機を飛ばして稼ぐが、政府専用機はそれを目的としていない。

いかに機内で仕事を快適におこなえるか、また外遊中に重要人物が休めるかということが重要だ。

よって、機内はエコノミークラスのような非常に狭い座席間隔ではなく、ビジネスクラスに近いと言っていいだろう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次